Vapeを楽しむ皆々様、おはようございます。Mocです。
先に言いましょう、今回の記事は長いです。
私自身が初心者時代にこんな記事あったらなぁ、と思ったので自分で書いてみることにしました。
初心者からビルド経験者まで、幅広い層に需要のある記事になるとうれしいです。
時代をときめく簡単美味しいPOD型ですが、たくさんありすぎて違いがわからないんですよね💦
新しく出てくるものがどんどんよくなっていくので、Vape歴が長い方でも使ってみなければわからない、想像でしか物が言えない時代です。
そんな簡易POD型を、10種類すべて自腹で比較するなんて方は、多分この先早々でてこないのではないでしょうか?
そんなわけで、ぜひご覧いただけますと幸いです。
※個人的主観の部分があります。また、各製品の個々の性能に関しては細かく取り上げません、あくまで比較記事となります。個々の性能について詳しく知りたければ私に直接聞いていただくか別途お調べください。
※記事の更新は随時にすることにしました。一つ一つ二週間は利用してから追記するので、購入したけどまだ書けない使用感などの部分があるためです。
紹介するPOD一覧
・Uwell
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Caliburn KOKO(実は通常Caliburnは使ったことがない。以下KOKO)
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CROWN POD(以下CROWM)
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Caliburn G
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Caliburn KOKO PRIME(以下KOKO PRIME)
・Vaporesso
BARR
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XROS
・ZQ Vapor
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XTAL
・Advken
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Potento
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Potento X
この時点でなんとなくお察しかもしれませんが、机に置いて直立しない系統は好きじゃないので買ってません(わかるか!)。例えばUwell Zumwaltとか。
ちなみに、基本スペックや機能については本当申し訳ないですが商品ページを見に行っていただけると・・・記事長すぎて書ききれないのです。。。
↓後ほど追加勢
・Aspire
Favostix
・OXVA
Xlim※更新中
大きさ・形
本体のフォルムとか結構大事ですよね。すでに手放してしまっているものがあったりするので、一部絵で表現させてください。
※2021年11月更新のXlimより、スティックはXROS・カードはAK2との比較画像を追加していくことにしました。利用していないPODは譲ってしまったりするので、、、💦
私の感覚的に好みな大きさ・形ランキングになりますが・・・。
私の感覚的に好みな大きさ・形ランキングになりますが・・・。(大事なことなので)
(XlimとXTALproとCaliburnA2とXROSMINIとXROS2とXROSの比較画像を乗せる予定)
スティックタイプ
XROS=Xlim≧XROS mini=XROS2>Caliburn G>Potento=A2≧Favostix=XTAL pro=XTAL>BARR=CROWN
私が重要視しているのは、置いたときに安定して直立すること、ぐらいで、いうてもそんなに変わらないんです。
細さ重視ならBARR、背の低さ重視ならCROWN、直立重視ならXROS、割と安定して立つ上に高級感あってXROSより小さめなCaliburnG。
Potentoはダイヤルが下部分にあって置きづらかったり、XTALはボタンがかっこいい、ここまでいっといてなんですが、ここらへんは正直なんとでも妥協できるところですよね・・・。
Favostixは外周が大きいからか少し気持ち持った時に大きく感じますね。
Xlimはデザインが好きで、丸みを帯びているのでかわいい反面、立てるときの安定性は弱め(ボタンカッコよくて好き)。
XROS miniは本当に小さくなっていい感じ、背が小さくて安定性抜群。
XROS2は諸所あんまり好きじゃない、、XROS初代の方がエッジが効いててデザインは好き(ボタンはかっこよくなったけど)。気にしない人は気にしないのでしょうけど、謎に横穴あったりちょっと残念、、、。
A2は好みが分かれそうな見た目、カラーラインナップとかすごくいいのですが、前側に大きく空いたリキッド確認窓が独特。
XTAL proは安定性はあるけどデザイン的なバランスはあんまり好みじゃないです。
(あ、Potentoは柄が好きじゃなかったので見た目カスタムしちゃってます。大きさの指標と思ってください。)
(AK2とPOTENTOXの比較画像を乗せる予定)
カードタイプ
PotentoX ≧ KOKO>KOKO PRIME
KOKO PRIMEだけちょっと丸みを帯びて大きくなったこともあり、なんとなく転がりやすく、メッキははがれやすかったりします。
プレートも金属の板が一枚磁石でくっついているだけ。見た目はかわいいと思うのですが、使用するには扱いづらかったです。
PotentoXは正直非の打ちどころないぐらい洗練されてますね・・・見た目さえ気に入ればすごいの出てきたなって感じがしています。
KOKOは言わずもがな、小さいかわいい扱いやすいの三拍子ですので。
AK2はまだ手元にない(ごめんなさい)。
正直、全体に言えるのが、こだわりなければ好きなデザイン、好きな色という見方でいいのかと。
どういうシーンで使うのかにもよりますが、今回紹介しているものはすべてオートパフ(吸っただけでミストがでる)搭載で、首に下げて使うのにちょうどいい重さ便利さなので、用途は大きくは変わらないかと思います。
ちなみに、カードタイプ4種とPotento、BARR、XROS miniはマニュアルパフ(ボタンを押してミストを出す)がないです。
重さ
正直そんなに変わらないです。
ここまでコンパクトなもの集めると比較するのも大変です💦
参考までに、
ちょっと重ため→KOKO PRIME、CROWN
ちょっと軽め→KOKO、BARR
という感じですが、どれも「首からかけていて疲れないほど」には軽いです。
カートリッジの精度
Xlim=XTAL pro≧XROS=Favostix≧XROS Series=CaliburnG(KOKO PRIME)>XTAL>PotentoX>Potento>BARR>CROWN>KOKO
個人的にはNo1はXROS。作りがしっかりしていて漏れ・にじみ・じゅるり・いがり、どれにも強い。 流石お金かけてるだけあるぅ。
カチッ、っと本体に収まるもの気持ちいいですよねb
XROSと並んでNo1同列。Favostix。
解体してる方のブログを拝見しましたが、かなり入念に漏れ対策がされているようです。リキチャは下記にあるXTALと同じ方法ですが、精度がよくかなり楽にできるようになっています。
XTALのカートリッジを単純に精度を上げたという感じですね。
ただ少し気になるのは、ちょっとスピットバックがあるというのと、サイズが大きくて咥えづらい、色々詰め込んでいるからか熱がこもりやすくミストが熱めなところですね。
まっすぐ咥えると横の隙間から空気が入ってしまうので、口の端で咥えて使っていますが、正直PODでそこまで考えたくない。
かろうじてCaliburnGが二位ですが、正直ほとんどXROSと遜色ないです。
カートリッジを入れる方向で2段階でドロー調節が可能(軽めMTLとRDL)。
コイル交換式ということで、カートリッジ自体はお手軽気軽に扱えないところがあるんですよね。あと、リキチャ(リキッドを入れること)する穴のところの赤いゴムが柔い。
XTALはボトムフィル(下からのリキチャ)のために非常にじゅるりに強い。
これはボトムフィルのアトマイザーと原理は同じです(詳しい話はしませんが)。
でも、リキチャするときにボトルを押し付けるじゃないですか、あんまり強くするとプラスチックとゴムパーツの繋ぎ目に負担がかかるのですよ。
結果、扱いが雑だと滲み漏れが発生しやすく・・・という結果に。というかリキチャ穴小さくてやりづらい。
わかりづらいと思いますが、リキチャ穴の部分に圧力かけた結果、何度かこのように滲んでしまいました。
PotentoXとPotentoはあんまり変わらないと思いきや結構なアップデートが!
Xの新PODになって繋ぎ目という概念がなくなりました!(左が新)
旧PODは滲みが激しかったですからねぇ・・・。
っていって結局結露も激しいしリキチャ口から滲むしいうほど大きな使用感の変化はなし、正直カートリッジ精度は期待外れでした。
一応、相互で互換性はあるみたいですが、つけづらいか外しづらいかはあるみたいです。
ちなみにBARRの感覚はほぼPotentoと同じ。
ちょっといがりやすい、供給が悪いところだけは不満点ですね。
BARRはカートリッジの入れる方向でドロー調節が4段階で可能。全体的にRDLより。
CROWNはリキッド容量が大きいのですが、あんまり入れるとすぐじゅるりが発生、リキチャすると毎回というほど発生。
エアホールがサイドにあるために吹いて対処することも難しく、あまり吹くと結構滲みも気になる。
ただ、POD側にエアフロー調節がついていて、これが結構効いてくれるところだけは高ポイント。でもPODのコストが高くなるなら本体にあったほうがいいのが本音。
KOKOは初代Caliburnのカートリッジですね!
言わずと知れた漏れ漏れちゃん。
個体差とか生産した工場によってはって話ありますけど、エンドユーザがそんな話されてもそんなに差が激しいのはちょっと・・・ってなるだけですよね。
正直な話、どんなPODにも個体差ってものはありますが、レベル的にダメなものの確率が本当に高かったと思います。
でも、Caliburnが実際に発売したころは革新的でしたし、今でも愛用者はいらっしゃいます。
いろんなところで安売りされてますし、時代が進化していったという象徴であるのです。
全体的に咥え心地を比べようと思いましたが、各違いはあれど大差はないと思います。
BARRが幅せまめだったり、CaliGが太めだったりしますが、そんなには。
まぁ、個人的にはPotentoが加え心地はこのみ、さらっとしてて薄くてね。
コイル構造・種類
これはランキングとかじゃないですね。
ちゃんと一個一個書いていきますよ、そういう記事ですから(泣
大体、味・ミスト・使用感とか含めて好きな順に書いてますけどね。
XROS
二種類。0.8ΩMeshと1.2ΩMesh。
どちらも味が出て煙量も十分。0.8Ωはフルーツ系、1.2Ωは煙草系なんかで使われることが多いですね。
どちらもしっかりいいコイルとなっているので、本当に好みかと。
PODではフルーツ信者な私は0.8Ωメイン運用ですb
Favostix
二種類。0.6ΩMeshと1.0ΩMesh。
どちらも味でます。
特に0.6Ωは結構な爆煙になり、1.0Ωも安定して美味しいです。私は0.6派。
完全に、二種類が「別物」のように感じます。
抵抗値によって、チャンバーの大きさが異なっており、そのおかげで各抵抗値に合ったドローの重さになっています。
ただし、0.6Ωは記載のW数(15-18W)よりもっと出力あげても美味しいですね、29Wまであげちゃって全然いい感じです。
CaliburnG・KOKO PRIME
二種類。0.8ΩMeshと1.0ΩMesh。
これは0.8Ω圧勝だなぁという印象でした。
電池持ちさえ気にならなければ煙草系すら0.8Ωでいいかなとさえ思います。
本当に煙草代わりだ、という方には1.0Ωでもいいかもしれませんが、何回か吸い比べてもやっぱり0.8Ωのが美味しい。
なぜかGには0.8が二個、KOKOには1.0Ωが二個付属。 いや、なぜ?
Potento・PotentoX
三種類。旧1.2ΩMeshと新1.0ΩMeshと新1.2ΩMesh。
旧と新でかわらないと思ったら旧のほうが好みでした。
Potentoに関しては1.2Ωのが明らかに味が出てる。数人に聞いてみて同じ感想だったのでPotentoは高抵抗向き、というところでしょうか。
BARR
一種類。1.2ΩMesh。
同じメーカーのXROSの1.2ΩMeshと味もミストの感じも似ている。正直普通にイイ。
本体も小さいし、これぐらいの高抵抗のがいいですよね。合ってる。
XTAL
二種類。1.0ΩMeshと1.2Ωニクロムコイル。
あんまり違いがわからないんですよね・・・1.2Ωのがちょっと味濃いような。
1.0Ωがメッシュコイルであることの利点があんまり出てないように思えます。
どちらもミストがちょっと雑なきがして、好みの話になりますが、PODは繊細なミストの方が個人的には好きです。
CROWN
二種類。0.6Ωと1.0Ω。
1.0Ωのじゅるりは試したコイル全部なりました(引きが悪いのかな・・・)。
0.6Ωも少しはマシだがそんなに変わらず、ただどちらも味はでるので気を付けて運用すれば大丈夫という印象。
0.6Ωの方がドローは軽いのですが、まぁまぁ重めにすることが可能です。
激重がいいという方はそもそも1.0Ωを選ぶべきだと思ってます。個人的には0.6Ω圧勝。
KOKO
二種類。1.2Ωと1.4Ω。パラレルコイル。
1.4ΩはCaliburn無印の方の付属コイルですが、互換性があり使えます。
どちらかというと1.4Ωの方が漏れづらいことで有名ですが、構造みるとコットンがリキッドに触れる面積が1.2Ωの方が大きいのでそういうことだと思います。
個人的に味に違いはほぼ感じませんでした。
このように、それぞれ性能だけでなく、コイルの構成に違いや種類があるものです。
基本的に抵抗値が低ければ煙量が増える・電池を多く消費する、ということになります。
とはいえどれも部類的には高抵抗が多いので、細かい違いになってきます。
上記の情報から、どのコイルにしようかなって選ぶのも楽しいと思います。
本体性能
これ、めっちゃ重要です。
こんなに似てるものなのに全然違ったりするんです。
味やミストの出方の次に重要になってくるポイントだと思っています。
というわけで、めちゃくちゃ好みだけのランキング。だって数値じゃないし。
XROS≧Favostix≧CaliburnG>Potento>BARR>XTAL>PotentoX>KOKO PRIME>CROWN>KOKO
やっぱりスティック型のが好きなんです。
XROS
カラバリも多く、ドロー(空気の重さ)の調節もかなり効く、オートパフの速度も秀逸でかつミストの結露も少ない。
そして安心の電池容量(800mA)、Type-C充電、しっかり自立する。
正直ほとんど理想的な本体性能をしていると思います。
しいて言えば、一番感じた微妙な点は、エアホールの位置。
本体後ろにあると、普通にもって吸ったときにどうしてもたまに親指で塞いでしまうことがあるんですよね、これ結構慣れても忘れたときにやってしまう。
Favostix
なんといっても画面付き。電池残量が見れることとW調節ができるのは大きな強みですね!これにより、簡易的に使えるPODにしては30Wという結構な電力で稼働できます。
また、「W調整中はオートパフが無効になる」という特性が私的に非常にポイントが高いです。どうしてもミストを吸いきりたいときには3ボタンパフしてから吸ってます。
カートリッジの下の空間も狭く、ミストが溜まらないように配慮がみられる構造ですね!
電池容量は1000mA、Type-C充電、自立もOK。
電池容量は多いように見えて0.6Ωコイル18Wでなんて使ったら2タンク(6ml)吸いきれずに電池がなくなります。
また、ドローの調節がないため、0.6Ωではちょっと重ためDL、1.0Ωでは軽めMTLと、なんとも微妙。オートパフの精度も、0.6Ωコイルを使ってると微妙に感じます。
あと、私が一番気になっているのはボタンの押しづらさ。小さくて固い、指の腹で押すのはちょっと難しいです。簡易的なデバイスはもっと気軽に使いたいので大きくマイナスとしたい。
CaliburnG
僅差で二位のCaliGさん。
ほんとに高性能で、結露や滲み漏れに関してはかなり少ないと感じました。
何よりもXROSより小さめで見ためのシンプルかつカッコよさも保っているという点が高評価。
青好きの私はブルーを選択、ボタン周りの金色がまたいい・・・。
どうしてもXROSと比べた時に電池容量690mA、ドロー調整が二段階だけ、というところがネック。できるけど直立しづらいし。
あと、コイル交換式なので連続で吸っているとカートリッジ下部が熱くなるんです。
なんとなくPOD外して、ちょっとついた結露を指で拭こうとして触ったらやけどしました、ほんと、皆様お気をつけて汗
あと、ちょっとオートパフの精度が遅いと思うので、ボタンを押して吸っています。
一つ深刻にバグなんじゃ?と思うのが、「充電すると電源がつく」という仕様。
電源オフの状態で充電できないので、私はカートリッジ抜いて充電してます。普通に危なくないですか?この仕様。
Potento
薄い。あと、デザインが・・・集合体恐怖症には厳しいかなと・・・。
ダイヤルでの出力調節とオートパフの精度はかなりいい。
1.2Ωコイルだからか割とリキッド消費と電力の燃費もよく感じます。560mAしかないんですけどね。
ドローの調節ができない、ボタンでのマニュアルパフがない、しかしとにかく結露と滲み漏れがひどい。
なぜかついてる電源ONOFF機能のためだけのボタン、いや、あるに越したことはないんですよ?ただせっかくならマニュアルパフもしたい。
PODと本体の間の空間が広いんですよ、正直結露を拭くのも非常に面倒。
この結露はティッシュをつっこむだけでは全然きれいに取れませんが、それで故障とか起きても気にしないからガンガンつかったるって方には最適かもしれません。
正直、結露さえもうちょっとマシならこの性能で味とミストと本体の形はめっっっちゃ好みです。
BARR
めちゃくちゃ手軽、4段階のドロー調節がカートリッジの入れる向きで変えられる以外はほとんど何も考えずに使える優れもの。とにかく細くて軽い。
電池容量は350mAと少なめですが、充電も早めなので、サブで持ち歩く専用って感じがします。
ただ吸うだけの機能に特化した超簡易型という印象です。
XTAL
なんといっても目玉はモード変更。
マニュアルパフのみ、オートパフのみ、マニュアル・オートパフ両方、という3モードがついている。これは画期的。
場面によってはオートパフがいらないと感じることが結構あるんですよね、私的には。
でも、XTALには明確な弱点がありまして・・・それが完全Bypass(電池残量によって出力が変わる)であるということ。
電池が少なくなると出力が弱まり、青ランプ表示になると一気に味が落ちる。なのに、充電はmicroUSBで早くないし、容量は520mA(実質はいいところ300mAぐらいと考えたほうがよさそう)。
正直美味しく吸える時間だけ考えたらBARRよりも電池持ち悪いって思ってしまいます。
どうしてもモード変更が欲しい!デザインが好き!という方以外には私はお勧めしてません。味はマジで濃いのですけどね!
PotentoX
スペックがすごい。
ドロー調節、3.2-4.2V出力調節、950mAバッテリー、Type-C。
結局結露問題はあんまり解決せず、出力調整も最大でないと味も煙も満足感がでない。
ドロー調節は単純に重くしてしまうと結露が増える一方で、さらに全閉にしても、謎にカートリッジを差し込むところに隙間穴があって、完全には重くなりません。
スペックだけみると非常に良かったのですが、残念な部分も多かったです。
KOKO PRIME
ボタンのなくなったCaliG、ドローの重さは同じっぽいです。
690mAとCaliGよりも容量が大きく、もちろん味はそのまま、非常に良いです。
ただ、パネルがステンレスのため、やけに重い。
本体が結構傷つきやすい、首からかけてたらパーカーと擦れてメッキ剥がれ。
そういった見た目的な耐久性にはちょっと難がありそうですね。
CROWN
背が低めでちょっと幅広、フォルムがスティック型にしては結構独特。エングレービングが入っていてカラーも綺麗なので、見た目買いは大いにアリ。
そして、まさかの1250mAバッテリー、めっちゃ充電持ちます。
ただし、やはりmicroUSBという点があるので、充電は遅め。
KOKO
とにかく小さく、シンプルな見た目のカード型で、カード型PODの前進ともいうべき偉大なPOD。こんなに色々いいPODが出ているのにまだまだ購入されることもある、すごい人気ですよね。
電池容量は520mAと心もとないが、すぐに電池切れになる、といった印象はあんまりなかったです。
とにかくコンパクトで見た目もシンプルがいい、と言ったら今でも右にでるものはなかなかないです。
ドロー(空気の重さ)
ドローの重さを比べたいのですが、なかなか難しいです。
調整できるものもあるため、全閉状態と全開状態の重い順ランキングを作成しました。
全閉(一番重くした状態)
XROS2=XROS mini>XROS>CROWN>PotentoX>XTAL>Potento>BARR>CaliburnG=KOKO PRIME>Favostix(1.0Ω)>KOKO>Favostix(0.6Ω)≧XTAL pro(0.6Ω)
全開(一番軽くした状態)
XROS mini>XTAL>Potento>Favostix(1.0Ω)>KOKO>CaliburnG>KOKO PRIME>Favostix(0.6Ω)≧XTAL pro(0.6Ω)>XROS2>XROS>BARR>CROWN>PotentoX
※XlimはXROSとほぼ同じなので省略
ということで、PotentoX、CROWNなどの無段階調節組はやっぱり調整幅が大きい。
CROWN結構ドロー重くなるんですよね。
XROSやBARR、CaliGやKOKO PRIMEは段階調節型。
特にCaliG系は二段階しか調節がないですが、XROSとBARRは数段階調整可能。(XROSは無段階に近いですが・・・・)
ここまでの調節機構があるタイプは、総じてMTL~重めのDLまで、好きな吸い方ができます。
対して、調節機構のないPotento、XTALは結構重めのドロー。MTLオンリーでの用途がおすすめ。KOKOは、個人的にはMTLにはちょっとドローが軽いかな、と思っております。Favostixはカートリッジの種類でドローが大きく変わりますが、個人的にはどちらも中途半端で調整機構もないので、改善の余地ありだと思ってます。
味の濃さ
単純な味の出方、濃さのランキング
XTAL>Potento>Favostix≧XROS≧CaliburnG≧KOKO PRIME>BARR>CROWN>PotentoX>KOKO
これについては、要点だけピックアップしていきましょう。
CaliGとKOKO PRIMEの違いについて、マニュアルパフがあるかないか、ですね。
自分でボタンを押して立ち上がりをよくできるため、CaliGの方が吸う前にちょっとボタンを押すことで濃く感じます。
PotentoとPotentoXについて、前項であったカートリッジの違いですね。
なぜか味が薄くなってるんですよね、多分、あんまり自信ないんですがそうだと思います。
正直KOKO以外は相当味が濃いです、XTALの味の出方が凄いのと、Favostixは煙量多い分で一応XROSよりちょっと上、に感じます。
ミストの滑らかさ
こちらはミストのシルキーさ、ですね。
味の濃さとの親和性も深いので、要チェックポイントですよb
XROS≧Potento=PotentoX≧Favostix≧CaliburnG=KOKO PRIME>BARR>XTAL≧CROWN≧KOKO
メッシュコイルかそうでないか、が大きなポイントになってきます。
最近のメッシュコイルはシルキーで舌ざわりも本当にいいのですが、XTALだけはメッシュ1.0Ωの方でもすごいミストが雑。味がめちゃくちゃ濃い代わりに、ミストの粒一つ一つが大きいように感じます、感覚的に自分で単線ビルドしたみたいなミストですね。
CROWNやKOKOはメッシュではないので、XTALに近いミストに感じます。
価格(コストパフォーマンス)
本体の価格を語ってもあんまり参考にならないと思うのです。
単純に値段が知りたければ、検索していただくほうが最新情報もとれますしね、今どこが安いのか!は割と流動的だと思います。
なので、価格といいつつ、コストパフォーマンス重視のランキング。
CaliburnG=KOKO PRIME>Favostix>KOKO>Potento=PotentoX>BARR>XTAL>XROS>CROWN
例えば、カートリッジの価格・カートリッジの持ち・カードリッジ精度、それぞれを含めた独断と偏見のランキングにしてます。
詳細は・・・ポイントだけ語りますか・・・。
XROSは一つの性能がいいためか、カートリッジが2個で1300円程度と非常に高価な部類に入ります。あとCROWNがカートリッジ側にドロー調節を持たせたせいか地味に高い。
Favostixはカートリッジ交換式でありながら、構造もかなりしっかりしている。コイル持ちもいいほうなので、このコスパはすごいです・・・。
ほかに関してはあまり違いがないのですが、CaliG系のみ「中のコイルのみ交換式」となっており、その分コストが低いです。
個人的にはカートリッジまるごと交換ポイッがしたいですし、コイル交換式ならPODMODやクリアロのがいいかなと思ってたりはします。
個人的にはゴールとしたい!のであれば、コスパよりも性能や見た目を重視すべきだと思います。
逆に、初心者だからまずはこれから始めたい!みたいなのはコスパに頼ってもいいかもですね!
個人ランキング
XROS≧Favostix≧CaliburnG=Potento>BARR>KOKO PRIME>XTAL>PotentoX>CROWN>KOKO
難しいですね。
私が重視するのは、
1.ミストのシルキーさ
2.漏れづらさ、結露のできづらさ
3.味
4.手軽さ
の順です。
つまり、ミストがシルキーでカートリッジの精度がよくて、味が濃くて、カートリッジ丸ごと交換したくて、あんまり使うのに気を使わないでいいものですね。
と、ここらへんはガチ好みによるので、割愛です。
まとめ
非常に疲れました。
記事長すぎ、すみません、本当は誰でも読めるようにもっと丁寧にしようとしたのですが、冗長すぎてもよみづらいな、と結構中途半端になったところがあると思います。
こういう時は添削してくださる方がいると助かりますよね。
この記事のコンセプトは、
「経験者の方が、初心者の方におすすめするデバイスを説明するときに一緒によむ記事」
です。
そのため、細かいところに専門用語が出てきています。
初心者の方でこの記事を読んで選ぼう、でもわからないし経験者の知り合いもいないよって方は私にDMでもコメントでもなんでもご相談ください。
(2021/3/9追記 Favostixについてのまとめ)
Favostixは非常に優秀なPODだと思います。それでいてコスパがよく、初めての人でも全く損なく使えるデバイスです。
でも、あくまで個人的には色々と気になる点があるので、メリットデメリットだけ追記という形で書かせてください。
メリット
・非常に漏れに強い(一週間放置したら漏れた)
・W調整、電池容量の視覚化
・味が濃い、ミストもそれなりにシルキー
・0.6Ωコイルがあるのでそれなりに爆煙が楽しめる
・とにかくコスパがいい
デメリット
・吸い口が大きくて咥えづらい
・ドロー調節ができず中途半端
・電池持ちはそんなによくない
・ボタンが小さく硬いので押しづらく操作性がよくない
・外周が気持ち大きい
・スピットバックが気になる
・通電時にブーンという音がたまに鳴る
今回は10種類一気に比べる記事を書きましたが・・・参考になりましたでしょうか?
是非、初心者さんから経験者さんまで、いろんな方に、素敵なPODライフを。
さて、ここまで長いのに本当に読み切ってくださりありがとうございました。
少しでも皆さんの知識の補助になれていれば、嬉しく思います。
Mocでした。
■ 記事更新履歴■
2021/3/2 9→10種類 aspire Favostix追加